テンセント ” ima AI ” + ” WeChat ” で超絶便利な”RAG”を簡単に構築!🤖

中国の生成AIって、本当に便利なものが多いと思います。
今回は中国の大手IT企業、テンセント社が開発した次世代AIワークステーション 「ima.copilot」(https://ima.qq.com/)こちらに関してご紹介しようと思います。
🤖 ima.copilot ってなに?
「RAG」って、ひとことで言っていいのか、、、
中国では 「知識庫(ナレッジベース)」 と呼ばれる機能で、ユーザがアップした資料や情報を基に、生成AIが回答をしてくれると言うもの。「NotebookLM」みたいな仕組みだと思ってください。
その他にも一般的な生成AIと同様の事も可能なのですが、この生成AIの特徴は、やはり「RAG(知識庫)」機能です。
モバイルアプリ、PCアプリ、ブラウザ版とそろっていますが、ブラウザ版は特に最近発表されたばかりで、まだβ版的な感じです。
機能的にも以前よりもさらに最近バージョンアップしています。
🤖 ima.copilot の特徴
1 なんといっても開発元はテンセント社!WeChat連携が可能💬!
WeChat公式アカウントの記事を情報として扱える!だけでなく、ミニプログラム経由で各個人アカウントのチャット内ファイルも手軽にナレッジベースに取り込めます!あなたのスマホが、そのまま最強の知識源になります!中国でWeChatと連携できるのは、非常に強みです。🔍
2 ”第二の脳”として構築🧠
AIとの対話履歴、PDFやWord、ローカルファイル、解析結果、自分で書いたメモまで、すべてを一元管理できます。もちろん先ほどのWeChat関連データも含め、多くのナレッジを知識庫に入れる事が出来るため「第二の脳」が構築できる!🧠
3 データの安全性📚
あなたの知識庫(ナレッジベース)に保存されたデータは、個人の使用にのみ利用され、コアAIモデルのトレーニングには一切使われません。
プライバシーがしっかり守られるので安心。🛡️
4 機密情報も安心🛡️
チームで使える共有知識庫を作成する際、ファイルへのアクセス権限(ナレッジファイル自体を閲覧できダウンロードできるのか、閲覧だけできるのか、そもそもナレッジファイルを見られないのか)を細かく設定でき、そのナレッジベースのチャットへアクセスするのに、承認をとる必要が有るのか、必要がないのかなどの権限設定ができるので、安心して扱えます。
5 整理と検索が簡単🔍
保存した情報に自由にタグ付けしたり、キーワードで高速検索したりできます。必要な情報がすぐに見つかります。
🤖 設定・使い方説明
1 「知识库」をクリックして画面遷移後「创建」クリック
2 必要な内容とロゴを設定して「创建」をクリック

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💡まとめ
いかがでしたでしょうか?
設定自体、淡々とこなしていくだけなので、難易度は低いと思っています。
設定の簡単さよりも、WeChatと連携してRAGシステムが使えて、NotebookLMのようにメンバーと共有する事が出来る。
NotebookLMだと、Googleアカウントが必要になりますが、ここは天下の中国大陸!通常回線では海外サービスは利用が出来ません。
普段から使っているWeChatアカウントと連携してメンバーで共有してRAGが利用できると言うのは大きなメリットではないでしょうか。
RAGアクセスへの承認や、ファイル閲覧の権限、テンセントからはファイルやチャット履歴はコアAIへの学習には使わないとの規約の表記もあります。
日本ではWeChatを使う、、、という機会が殆ど無いためテンセント社が開発した「ima.copilot」(https://ima.qq.com/)を利用する事は無いかもしれませんが、興味がありましたら是非使ってみてください!




